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2025.03.06

ダイエットトレーニング分割法筋トレ超回復

ダイエットで目指すべきは?

「体重が落ちれば良い」は不正解

「できる限り筋肉を残し脂肪のみを落とす」が大正解

ダイエットのほぼほぼ全ての失敗の元となるのが「体重が落ちれば良い」という考え方です。よくある流れを例示しますと「①とにかく体重が落ちれば良いという考えでダイエット開始」→「②(ダイエットには禁欲だ!と我慢して)食べる量を減らす」→「③(筋肉も脂肪も落ちる状態で)体重が減る」→「④(我慢していた反動で)食欲が爆発し一気に食べる」→「⑤(筋肉も落ちて代謝が落ちた状態で食事量が増えて)一気にリバウンドする」という流れは、まさに王道中の王道のダイエットの失敗モデルです。この流れの怖いところは(明らかに間違った方法を取っているからこそ失敗しているだけですが)「だから私には食事制限をするようなダイエットは無理」「とは言え出てきたお腹が気になるのでまた同じダイエット方法を取り、そしてまた失敗する」「現れては消えるサプリや食事など奇妙な新ダイエット方法にチャレンジ そして失敗する」という負のスパイラルに陥るという状態です。

ここは一旦冷静になりましょう。そもそもなぜダイエットをしたかったのかと言えば「見た目が良くなりたい」「健康体になりたい」「ダイエットを気にせずご飯を美味しく食べたい」といった目的からのはずで、体重というのはあくまでも一つの指標にすぎません。「健康診断がある」「体重制限のある試合に出る」というような特殊なケースを除けば、ほとんどの場合において体重の数値が周囲に知られるようなことはありませんので「見た目が良くなる」「健康体になる」「カラダを動かしやすくなる」などの目標達成を目指すことが圧倒的に重要です。そしてその目標を達成する方法のほぼ全てが「できる限り筋肉を残し脂肪のみを落とす」という結論に帰結します。それって体重を落とすことと同じではないの?という疑問を持たれる方があると思いますが「いいえ。似て非なるもの」です。次項でその内容について説明します。

「スキニーファット」問題

いわゆる「隠れ肥満」問題です。

矛盾する言葉のように聞こえるかもしれませんが実際に昨今ダイエットにお悩みの(特に女性の)方で非常に増えているのが「体重は全く問題ない(むしろ低い)のにダイエットしたい」というお悩みです。このケースにおいては脂肪と同時に筋肉が落ちてしまっているので(体重は軽いですが)ボディラインが崩れているケース、分かりやすく言えば「細いのにお腹だけ出ている」ような体型になっているような形でいわゆる「スキニーファット(隠れ肥満)」状態です。体重が低いのに筋力が低下し体脂肪率が高く脂肪が多い、見た目も崩れているなどお悩みも納得せざるを得ない体型になっています。筋肉は脂肪より密度が高く重たくなりますので、筋肉が減っているから体重は軽く見えますがボディラインはゆるっとして見た目も大変悪くなります。この問題の発生要因としては「食べない運動しないダイエット」が圧倒的な理由です。筋力も落ちているので当然「リバウンドもしやすい」という問題もセットでついてきます。この問題の根底にあるのは「体重が落ちれば良いダイエットの結果」そのものであり健康上のリスクも出てくる可能性もあることなどネガティブなことだらけですので、避けるべき方法であることは言うまでもありません。

なお体重論で言えば、当ジムに貼ってある写真のクリスティアーノ・ロナウド選手見ての通り究極的な肉体美がありますが、

彼は187cm84kgと言われている身長体重、BMIは24.0と「身長と体重だけで言ったら軽度肥満寄り」くらいの重たい体重です。なぜ体重が重たくてもこのようなカラダになるのか?先述の通り筋肉は脂肪より密度が高いため筋肉量が多く脂肪が少なければ見た目や健康、機能として全く問題がないどころか素晴らしいカラダになります。クリスティアーノロナウド選手は少し極端な例かもしれませんが、体重はあくまでも一つの指標に過ぎない例としてご参考にしてください。

では「できる限り筋肉を残し脂肪のみを落とす」ためにどうするべきか?次項で説明いたします。

まずは「カラダを動かしましょう」

我々は「動く物」と書いて「動物」という生き物です。

まず第一歩目としては「動かぬ物」となってしまっていることが根本的には最大の問題と言えます。文明発展の恩恵とも言えますが、便利な交通機関、指先一つでなんでもできるスマホの浸透、オンラインでも仕事ができて通勤不要など、人類の長い歴史を紐解けば「異常なほど動かなくても良い生活」が多くの方の生活のベースになっていることで、動かぬ物=生き物として歪んだ形になることは必然と考えましょう。

その大前提を踏まえて、まずは駅を一駅前でおりて歩くようにする、スマホを見ないで出来る(軽いもので構いませんので)スポーツを娯楽としてやってみる、通勤の代わりに遠くのスーパーに歩いて買い物に行くなどからでも構いません、意識的かつ継続的にカラダを動かしていきましょう。最初はつらいかもしれませんが、徐々に慣れてくれば「その生活が普通」になってきます。

このように少しずつカラダを動かすことに慣れていくことで少しずつですが筋力も回復していきますし、食事も自然に栄養豊富なものを欲するようになります。結果自然に脂肪は落ちて徐々に筋力も残るようになっていきます。「千里の道も一歩より」出来ることから始めていきましょう!

我々も三軒茶屋を中心としたパーソナルジムとして、もちろん結果を出すことも可能ですが、まずはご自身のカラダを見つめなおして少しでも動いていきましょう。

皆さまがより健康的でより充実した人生を送れるようにサポートさせていただきますので、宜しくお願い致します。